ティーインググラウンドからの攻め方

◆ティーインググラウンドからの攻め方◆

ティーイングラウンドに立って、そのホールを見たとき
フェアウェイのバンカーに入れたくないな・・・OBだしたくないな・・・など考えちゃいますよね
いまからご紹介する2つのポイントは、きっとあなたのスコアUPにつながります☆
ぜひ試していただきたい、コースの攻め方をお伝えします♪

では、どの場所からどのように打つ、攻めればよいのでしょうか?
まず、わたしが1番にお伝えたいこと!それは
斜めを向いて構えない

2つめのポイントは!
あなたの持ち球は、ドローボールですか?フェードボールですか?
持ち球によって、ティーインググラウンドでの立ち位置を変える

斜めを向いて構えないって、どういうこと??

わたしたちは知らず知らずのうちに、視界から入ってくる山や林、池、OBゾーンなどを意識しています
たとえば、スライスが出てしまう方がドライバーショットでフェアウェイの右サイドを狙いたいときはホールの左サイドを狙って打とうと考えますよね?
その時に右サイドを広く使いたいからといって、左のラフや林を向いてアドレスをしてしまうと狙いたい地点とアドレスした肩のラインを結んだとき、ホールに対して平行ではなく斜めになってしまいます。
ホールの形に対して、斜めにアドレスをとると感覚が狂いやすくしっくりこないまま打ってしまうのでミスショットにつながります。

では、なぜしっくりこないのか・・・気になりますよね?
視界から入ってくる情報と錯覚が、あなたの感覚を狂わせてしまいます。

左を向いて構えている=いつもより右が広く見える。
このような状況はクラブを右に振ってしまう傾向にあり、体がひらいてしまう、フェースもひらきやすくなってしまうんです。
その結果、プッシュアウト(右に飛んでいく)
プッシュスライス(右に飛び出して右に曲がる)
もしくは、ひらいたフェースを返してしまって左へ一直線にストレートボールとなってしまうのです。

アドレスをしたとき、ボールの位置が目標に対して飛んでいくラインですよね
ということはあなたの体、肩のラインは・・・目標より左側にあるということです。
200ヤード先の遠い目標となると錯覚をおこして、体、肩のラインで目標を合わせてしまう。
そして気づかない間に、右を向いて構えてしまうのです(>-<)
ホールに対して、平行に構えることがポイントです!

 

持ち球を上手に利用した打ち方

打球練習やラウンドを重ねていくと、あなたの持ち球がわかってきますね♪
ドローボールは、打ったボールが落ち際に左へ少し曲がる。
フェードボールは、打ったボールが落ち際に右へ少し曲がる。
この持ち球を上手に利用して、フェアウェイやグリーンを広く有効に使うことが2つめのポイントです。

ドローボールを打つ方は、ホールの右を広く使いたいので
左側のティーマーク寄りに、ティーアップをして打ちましょう!
フェードボールを打つ方は、ホールの左を広く使いたいので
右側のティーマーク寄りに、ティーアップをして打ちましょう!


スコアマネージメントのカギとなりますので、ぜひ実践してみてくださいね♪

ボールをまっすぐ飛ばすことは、プロゴルファーであっても簡単ではありません。
いつも通りの構え、いつも通りのスイングをすることが、大切になってきます。
見える景色を意識しすぎて、緊張したり力んだりしないよう、いかにリラックスして打てるかが重要です♪

記事投稿:バルキリースタッフ西村

 

プロフィール
西村麻衣子
出身校 近畿大学
1998年~2006年 ダンロップ モニター契約
日本プロドラコン協会認定 JPDAドラコンプロ / ツアープロC級

ジュニアからプロゴルファーを目指して参りました。現在はゴルフを離れて約10年になります。またこのように再びゴルフ界に携わることができましたこと、そして皆様とのご縁に感謝致します。微力ではございますが、ゴルファーの皆様のお役に立てるよう精進して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。